30歳中堅サラリーマンが投資を始めるブログ

会社での昇進を諦めた会社員が副業でお金を儲けようとする日記

【関西】資産運用EXPOに行ってきた話 〜Day3〜

9月10日〜12日までインテックス大阪で開催されている資産運用EXPO!

 

本日は最終日の3日目でございました!

www.am-kansai.jp

私は3日間参加し、セミナーにもいろいろ参加いたしました。

1日目と2日目については下記にそれぞれまとめておりますので、よかったらご覧ください。

 

【関西】資産運用EXPOに行ってきた話 〜Day1〜 - 30歳中堅サラリーマンが投資を始めるブログ

【関西】資産運用EXPOに行ってきた話 〜Day2〜 - 30歳中堅サラリーマンが投資を始めるブログ

 

さて3日目とたった本日は「月曜から夜更かし」で有名な桐谷広人さんのセミナーについての内容をご紹介いたします。

あと私ならではの簡単な3日間の総括ができればと思います。

本日の記事内容は以下の通りです。

 株主優待で楽しい人生を

桐谷広人さんはプロの将棋棋士をやりながら、株式投資でも財をなし、今では株主優待だけで生活する人として有名です。

ja.wikipedia.org

そんな桐谷さんが株主優待の素晴らしさや、なぜ株主優待に注目したのかなどをお話しされました。

株式優待とは

株式は、通常儲けるためには2つのパターンがある。

  • 株価の上昇で儲ける
  • 株式の配当で儲ける

しかし、日本には独自の株主優待という制度がある。

日本の株式市場は明治時代に、次の1万円札の人として有名な「渋沢栄一」が作った。

その頃から100年以上経過し、世の中はバブル時代に突入。

株価が急上昇する時代になった。

その後、バブルがはじけて株価が暴落。

しかし、株を買って欲しい各企業がそれまでは自社のちょっとした割引検討を配っていたが、他社製品を配ってまでも、株主に優待を始めた。

これが、株主優待の始まりである。

 

株主優待の良いところ

株主優待の良いところはいくつかある。

まず1点目は税制で優遇されている点である。

例えばある株式を持っていたとして、その配当が2,000円だったとする。

配当金には税金が発生し、2,000円のうち20%が引かれた1,600円を受け取ることができる。

一方ある株式の優待が2,000円分のQUOカードであったとする。

株主優待には税金が発生しないため、2,000円そのまま受け取ることができる。

このように税制上優遇されていることが良い点である。

 

2点目は少額投資家に向いている点である。

実は多くの会社が100株持っていても1,000株持っていても、優待が同様であることが多い。

そのため、株主優待は優待がもらえるギリギリの株数を持っていると、一番利回りが良くなる。

また、1社のみに投資するより複数社の株を持つことでリスク分散になることから、少額の優待がある株式を複数持つのが一番おすすめである。

 

3点目は長期株主優待がある点である。

配当金であればどれだけ長く保有していても、最近買った株主と同額の配当金となる。

しかし、株主優待には長期保有による優待も多く存在しており、利回りがさらによくなる。

例えばJTXであれば、初年度は1,000円分の優待であるが、2年3年と持ち続けると、2,000円、3,000円と優待の量も増えていく。

 

おすすめの銘柄と選び方

現在おすすめの株式はジャパンインベストメントアドバイザーである。

この会社は飛行機のリースの会社であるため、コロナ禍で移動が制限されたことにより、株価が大きく下落した。

しかし、株主優待は継続しておりQUOカードをもらうことができる。

このように値下がりしても、株主優待は廃止されないことが多い。

理由としては、良い優待を維持し続けることで、企業が傾きかけた場合でも株主が買い支えてくれる確率が上がるためである。

日本マクドナルドも一度赤字が続きボロボロになった時期があったが、株主優待は維持し続け、倒産を免れた会社もある。

 

一方、内容が良すぎる株主優待も考えものである。

ライザップは大変優秀なカタログギフトを優待としていた。

その優待目当てに株主が集まり、またライザップの成功も相まって急成長。

しかし、集まった資金で新しい事業を初めて失敗し、その後株価が大暴落した。

結果、経営が傾け優待もペラペラなカタログギフトとなってしまった。

そのため、見極めは重要である。

 

株を始めたきっかけと株主優待に注目した理由

株を始めたきっかけは、将棋棋士になりたての頃に証券会社の将棋会社のサークルに指導に行っていた際に、その会社の証券マンとのお付き合いで株を購入したことである。

その頃はバブル時代。

購入した株がみるみる値上がりし、将棋よりも受かるのではないかと思い没頭した。

そしてその際に信用取引にまで手を出したが、バブルがはじけ失敗し、1億円の損をしてしまった。

その後数ヶ月のインターバルをおいて、再度株を再開。

その際も1億円ほど儲けたが、山一証券が潰れた際の金融危機でまたも失敗。

しかし、インターネット取引が始まった頃にまたしても再開したが、その後リーマンショックにより大損。

(3億円あった資産が6分の1に)

その頃は老後のことも考えなければならない年になっておりどうしようと考えていたが、購入した株の中に優待がもらえる株が残っており、その優待に助けられた時期があった。

そこで、信用取引などはやめて、今の株主優待中心のスタイルになったのである。

今では、1,000社の株を持っており管理し切れないまで株式を持っているが、流石に分散しすぎであるとは思っている。

 

株主優待の欠点?と自身の話

株主優待にも欠点がある。

それは、株主優待としてもらえる優待券は使える場所が限られていることと、有効期限があることである。

せっかくもらった優待も、使わずに紙切れにしてしまえば、利回りは0%となってしまうのでもったいない。

そのため、常にリュックに優待券を入れて買い物に行かなければならない。

ただし、毎日外出することで健康になった。

期限によって動かされることは良かったのかもしれない。

 

思い返せば株を始めた当時は信用取引というギャンブルをやっていた。

将棋棋士としても活躍していたが、信用取引による失敗で将棋に身が入っていない時期があったと思う。

その頃は健康も良くなかった。

余談であるが、羽生善治氏が活躍していた頃、先輩棋士たちはみんな株をやっていた。

羽生善治氏が7冠を獲得した頃は株が暴落した頃であり、先輩棋士が将棋に身が入っていなかったことが要因ではないかと考えている。

 

しかし、株主優待を優先するスタイルに切り替えたおかげで有効期限に追われることで体を動かすようになり、健康になったと思う。

当時から、今のスタイルを見つけていれば、将棋にも身が入っていたのではないかと後悔している。

 

運用と良い優待がある株式の探し方

株式を購入するのはネット証券が良い。

松井証券SBI証券であれば、1日50万円までの取引であれば手数料が0円なのでお得である。

利回りとしては配当と優待を合わせて4%あれば良いと思っている。

 

株をやったことがない人は、まずはネット証券に5万円ほど入れて、優待のついている株を購入することをおすすめする。

その際は、値下がりしている株式を購入したほうが良い。

理由は値下がりしても優待はもらえるためである。

値下がりした金額からさらに値下がりする可能性もあるが、優待があるので売らずに持ち続ける方が良い。

しかし、優待はライザップのように改悪されたり廃止されることがないとは言い切れない。

そのため、少額で分散投資することをおすすめしている。

 

とは言っても優待のある株式を探すことは難しい。

しかし、今の世の中株主優待を紹介しているブログは1,000を超える。

そのブログなどを参考に購入するのも良いし、プレジデントなどの雑誌にもお勧め銘柄が載っているので、真似して購入するのも良い。

 

リタイア世代の方にも優待株をおすすめする。

タンス預金や定期預金などをしている人は多いが、もったいない。

優待がもらえる株にしておけば、退職金の3,000万円があったとしても、4%の利回りで年間120万円分の優待を受けることができる。

 

最後に

資本主義社会の中で貧富の差は広がる一方である。

その差をなくすためにも小口投資家は優待のつく株式を買うべきである。

大口投資家や海外投資家の中には、日本独自の優待をなくして、配当に回すようにいう人も多いが、小口投資家が得をする株主優待は、貧富の差を縮めるチャンスであると考える。

 

また、もらった優待は自分ではなく人のために使うのも良い。

健康になるためには体内の炎症物質をなくすことが重要だが、人に親切にすることで炎症物質が減るとためしてガッテンで言っていた。

過去に蟹道楽で株主優待券を使って女性にご馳走をしたことがあるが、そのことが縁となり、テレビの仕事が増えた。

そのため、炎症物質を減らすためだけでなく、巡り巡って自分のためになる日がきっと来る。

 

まとめとして、株主優待のある株の分散投資を実施し、株主優待で良い生活を行ったり、優待でもらった特典で人に親切をして欲しいと思う。

 

3日間のセミナーを聞いて思ったこと

3日間で6人の講師のお話を聞きました。

日本経済が危ないという話や、海外に資産を移そうという話、また、お金にまつわる基本的な話などいろんな話を聞けて大満足でした。

 

さて、私が今回のセミナーを聞いて見つけた共通点は、多くの人も理解しているかと思いますが、以下のことです。

・資産は、短期ではなく長期で運用すること。

分散投資は必ずすること。

この2点である。私は6人の講師全員が言っていたと思います。

その中で、近々実践しようと思った投資は1日目に聞いたミアン・サミ氏の下記の方法である。

誰でもできる!必ず儲かる投資

上記リンク先に、実践方法が書かれているので、興味があれば読んでみてください。

 

とりあえず、一発逆転の大儲けは難しいということだけはわかりました。

これからブログや投資、昇進試験などコツコツ頑張ろうと思いました。